民間の介護保険

高齢になり、介護を受ける状態になると、公的な介護保険サービス・介護保険制度を利用することができます。

 

しかし、公的なものは認定度により受けられる限度金額が決まっていて、1割の自己負担もその認定外だとすべて実費になってしまいます。

 

それを考えると、公的なものだけではなく、民間のものも利用した方が得策でしょう。

 

民間のものは生命保険会社、損害保険会社が取り扱っています。

 

「機能障害」「痴呆」が一定期間続いた場合に給付が受けられるというものです。

 

現在ではこのふたつの状態が続いた場合に、一時金と年金が受け取れるという商品が主流のようです。

 

ただ、民間のものでは、公的なものと違い、認定基準が一定していないという注意点もあります。

 

それを考え最近では公的なものと連動した認定基準を定めている商品も多くなってきているようです。

 

たとえば公的な認定基準である「要介護」のレベルを指定している商品もあるのでチェックが必要です。

 

いずれにしても、民間のものはさまざまな種類があるので、よく調べることが必要です。

 

たとえば、終身保険に加入している場合、死亡保障を介護保証に変えるということもできます。

 

まずは自分の加入している保険から見直してみるのもよいでしょう。

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