介護保険施設とは

主に高齢者が入所している施設を介護保険施設といいます。

 

最近増えてきているサービス付高齢者専用賃貸住宅は国土交通省の管轄ですが、介護保険施設は厚生労働省の管轄になります。

 

介護保険施設には介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設などの有料老人ホームがふくまれます。

 

これらは地方自治が意図社会福祉法人が経営する、一番数の多い公的施設です。

 

利用する場合は、介護保険制度が適用され、1割の負担となります。

 

また、介護老人保健施設はほとんどが医療施設の運営となります。

 

こちらには65歳以上のリハビリが必要な方が入所できます。

 

病院を退院し、自宅に戻る前にこちらでリハビリを受けるということになります。

 

長期療養の必要な高齢者が入所する施設が介護療養型医療施設です。

 

急性期はすぎても療養が必要な場合に医療を受けるため入所します。

 

家では診られない、体が心配という場合は利用するといいでしょう。エステ体験

 

利用することで、本人にとってもリハビリになります。

 

負担も保険が適用されますので、家で診ることが難しい場合は候補に入れておくといいでしょう。

 

民間の介護保険

 

高齢者が介護を受ける状態になった場合、介護保険サービスを利用できます。

 

公的なものは介護認定の結果によって、使用できる限度額が決まっています。

 

限度額内なら1割負担となりますが、外れると全額自己負担となります。

 

そこで民間の介護保険です。

 

生命保険会社や損害保険会社で取り扱いがあります。

 

内容としては、機能障害、認知症が一定期間続いたら給付されるものです。

 

また、主流商品は、一時金と年金が受給できるものです。

 

ただし、認定基準は一定ではありません。

 

そのため、最近は公的なものにあわせた認定基準をもうけているものも多くなっています。

 

たとえば介護度のレベルを定めたものがあります。

 

どちらにしろ、民間の介護保険にはたくさんの種類があります。

 

終身保険の死亡保障を、介護保障に変えるというものもあります。

 

自分が加入している保険の内容を確認し、一度考えてみるのもいいのではないでしょうか。

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